TRADITIONAL

伝統仏壇

伝統的なお仏壇とは

 現在のような仏壇の形式が生まれたのは江戸時代とされます。お寺を家庭に持ちこみ、いわば現世と浄土を媒介する「小さな寺院」として出来るだけお寺に近い形式で祀ろうとしたのです。
基本構造は箱型の製品の中で段を持つことですが、その段とは本尊を安置する須弥壇で、諸仏がいる須弥山、すなわちサンスクリット語のスメール(sumeru)の観念に基づいてつくられた仏・菩薩のための台座です。

 須弥山は古代インドの世界像において、宇宙の中心に位置し、天・地・地下を結ぶものであり、インドの神話によれば、帝釈天(インドラ)の座所とされていました。それがどのような経緯を得て、仏陀や菩薩の座所となったのかについては明らかではありません。
ただいずれにしろ、インドの神話における須弥山の観念が、仏像礼拝の発達とともに仏教にも浸透した結果、仏陀の座所とされるにいたったのだと考えられています。 

有限会社
鶴仏壇工芸仏匠

国指定伝統的工芸品
『八女福島仏壇』の製造・販売
八女福島仏壇仏具協同組合 所属

営業時間

平日 : 9:00 - 18:00
土日祝 : 9:00 - 18:00

定休日:水曜日 (鶴仏壇店)
定休日:木曜日 (仏匠)

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