仏教徒にとって、そもそも仏法を実践することがその目的であったにも関わらず、仏教教理が成立する以前の慣習、世界観といった異なる文脈から様々な仏具が生まれました。
現在に至るまで残されてきた背景には、「仏陀を崇めたい」「功徳を積みたい」という民衆による切なる願いの積み重ねがありました。
そんな、数千年に渡り引き継がれてきた人々の「願い」と仏教本来の輪廻転生から解放されたいという「思い」を祈りの場を構成するものとして伝えられてきたのです。
知恵とはモノゴトをありのままに見つめ真理を見極めることです。
モノゴトの真理を見つめることができるような、そんな仏具を集めてみました。